包丁による
通り魔事件がありましたが、幸いなことに
犯人が『刺し』に来なかったので、死亡・重傷者なしでした。
とっさの時に、
急所を避けられるようにはなっておきましょうね!
※昨年6月のメルマガ記事です。
◆ ◆ ナイフを避ける!(1回目) ◆ ◆
さあ、今日からは道具を使います。
ナイフや包丁・・・
侵入者や通り魔にこれ出されたら、恐いです!ピンチです!!
いや実際、襲うつもりで刃物を持っている人と対峙すると、
すごいプレッシャーがかかるんですよ。
普通の人は、体が固まってしまって、
真正面からズブリと受けてしまいがちです。
まずは、少なくとも!第一撃目を避けられるようにしましょう。
たとえ避けきれなかったとしても、致命傷を避けられれば、
生きて帰れる可能性が上がります!(病院を経由はしますけどね)
まず準備するのは、ゴム製の短刀。
これは武道具店に行くと売っています。
でも、わざわざ買いにいく必要はありません。
家には代用品が色々あるはずです。
とがったもの・堅すぎるものは避けましょうね。
と思って我が家の部屋を見回してみると・・・
う〜ん、ないものですね。(しゃもじが目に入ったくらい)
よし、では手刀でいきましょう!!
適度な堅さで、しかも「刀」の一種です。
※紙を筒状に丸めるだけでもいいですね。
練習ですから、これで充分です。
では、実際に練習を始めましょう。
1.まず相手に手刀を見せて、「これが包丁の代わりだからね!」と
言い訳をする。いえ、説明をする。
2.手刀の人は、お腹をまっすぐに刺すつもりで右手を突き出します。
必ずど真ん中を狙って、初めはゆっくり行って下さい。
3.受けの人は、左斜め前に半歩踏み出しながら、右に体をひねります。
その時、なるべくギリギリで避けるようにさせて下さい。
最小限の動きでかわす練習です。
ギリギリまで引きつけられるなら、斜め前への踏み出しは10cmで充分です。
そして踏み出した足に重心移動しながら、上半身だけ右へ90度回転します。
4.初めはゆっくり、右・左・右・左と、繰り返しましょう。
慣れてきたら、少しずつスピードアップ!
手刀の人も、右手・左手、ランダムに突き出しましょう。
5.もし、避けるのが早すぎたら、追跡して刺してあげて下さい。(笑)
【コツ&解説】
ナイフや包丁を持った相手が狙ってくるのは、
お腹か頭である場合がほとんどです。
この二つを避けられるようにしておけば、まずはOKです。
でも、避けるのが早すぎると、刺す方向を修正されてしまうし、
避ける動作が大きすぎると、自分がバランスを崩してしまいます。
最小限の動きで、効率よく避ける方法を練習しましょう!